手で見る本

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ギャラリーТОМでの展覧会「ぼくたちの動物記」と「手で見る美術の本」。
明日(28日)が最終日です。

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とくに、「手で見る本」には、多くの方々が関心を寄せられました。

たとえば上と右の写真は、大英博物館の視覚障害者のための本『もうひとつの視線からのパルテノンの壁』。



f0046691_14592871.jpgパルテノンの位置を凹凸を付けた俯瞰地図で示すアプローチから、次第にレリーフ作品に近づき、さらにレリーフがどのような配列になっているのかを示すために、実際には見ることができない上からの図まで挿入されています。

これには、カルチャーショック!私たちは、いかに形を把握して観ていないことか。。。



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こちらは、フランスの国立科学産業博物館の手で見る『フランカン』。

f0046691_151076.jpg「フランカン」は、フランスの人気漫画の主人公。

はじめに、彼の髪の毛の特徴や驚きの表情などを紹介して、物語とあわせてそれらを登場させ、人物の心情までも読み取れるように工夫されています。



これらの本の開発者のひとり、ホエール・コーヴェストさんは、ご自身も全盲で、ラヴィレットの国立科学産業博物館のアクセス部門の主任です。
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by gem-art | 2006-08-26 15:26 | BOOK
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