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堀内正和と村山知義

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独創的な幾何学形態を生み出した日本の抽象彫刻のパイオニア・堀内正和氏。

1990年に美術出版社から出版された堀内氏の著作“坐忘録”には、「僕にとって決定的な経典となったのは村山知義の『現在の芸術と未来の芸術』であった」、とあります。

1924年に刊行された「現在の芸術~」は、村山知義がベルリンから帰国後に書いたものをまとめたもので、いまでは古書店で、10万円近くの値がついているようです。

f0046691_1440157.jpgギャラリーТОМでは、堀内正和のペーパースカルプチュア展「アトリエのない彫刻家」を開催していますが、同時に、この“坐忘録”の復刊希望者を募っています。

300人の購入希望者が集まりましたら、美術出版社から復刊されます。

展覧会会場には、ほとんど毎日、堀内淳子夫人も来られていて、来館者一人ひとりに丁寧にお話をされています。

堀内夫人が、語られるのは、夫の正和さんが16歳のときに影響をうけた村山知義のことと、中国の“荘子”の話。

「堀内は、荘子の考えに強い感銘を受けたようで、表が裏になり、裏が表になり、生が死になり、死が生になる。堀内が創りだしたおかしな形も、荘子の思想からきているのです」

これだけのボリュームのマケット作品は、なかなか見られないのですが、お客さんの入りは、いまひとつ。

「お客さんが来られなくても、それはそれでいいんです。悪いことは、良いことなんですから」

でも、やっぱり、たくさんの方々に観ていただきたい。。。
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by gem-art | 2006-02-02 17:29 | 堀内正和

掛井さんのシャドウ・アートが、壁に、床に。。。

掛井五郎さんが、テープでジェム・アートのウインドウに装飾した作品が、壁に、床に、影をおとしています。日が差し込んだときだけの、シャドウアート!
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by gem-art | 2006-02-01 15:40 | 掛井五郎