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ズビネック・セカールの装丁本

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先日、ユトレヒトの江口さんが、来られました。

森美術館で2月3日から開催される『東京-ベルリン/ベルリン-東京』展にあわせ、トレンド誌「東京カレンダー」が、この展覧会のキーパーソンの一人・村山知義の特集記事を企画。どういう風の吹きまわしか、ユトレヒトの江口さんと、ジェム・アートのオーナー・村山治江さん(村山知義の子息の妻、ギャラリーТОМの館長)との対談を組まれたのです。

「ユトレヒトって、なんなんですか?」と、村山さんが聞くので、

「若者を中心に支持されている、本屋さんです。」とワタシ。

「本屋さんなんて、そこら中にあるじゃない」

「いや、ビビット感じるアンテナを持っていて、とってもいい本を選んで紹介していて、たとえば、こんな本です。」

ワタシは、数年前に、ユトレヒトで買った、ズビネック・セカールが、60年代に装丁した本を持ってきました。(↑写真)

このズビネック・セカールという人は、村山さんが、ドイツで知り合って、日本に初めて紹介したチェコの彫刻家。江口さんは、この彫刻家のことは、まったく知らないで、装丁が気に入って仕入れてこられたとのこと。

対談は、2時間くらいおこなわれて、内容に関しては、『東京カレンダー』をごらんいただくことにして、村山さんは、江口さんに、こんなことを言い出した。

「そのユトレヒトの企画で、ジェム・アートで、本の展覧会をやりませんか?」

突然のことで、江口さんも、びっくりされたことでしょう。

でも、ユトレヒトとジェム・アートの共同企画の本の展覧会が、実現されそうです。

題して、『アーティストの本棚』(仮題)。

本年6月ごろにイベント開催にむけて、企画進行中です。
by gem-art | 2006-01-22 15:06 | BOOK
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