1 ![]() 限定500部発行で、現在「ギャラリーТОМ」と「こどもの城」、「上杉博物館」のみで販売しています。 たくさんお問い合わせいただいておりますので、少しですが内容をご紹介いたします。 ![]() 文字や図版がまったくなく、色や形が持っているメッセージを、視覚や触覚という感性で読む本なのです。 ![]() 旅先で泊まるホテルは、無機質で画一的なデスクとベッドがほとんど。そこへ何か異質で心地よいデザインのものを置けば、快適な室内空間に早代わりするのでは? そんな発想から創り出された折りたたみ式の“携帯彫刻”です。 ![]() ![]() ネットでのお申し込みもうけたまわっております。くわしくは、ギャラリーТОМの本のページまで。 ▲
by gem-art
| 2006-08-31 17:11
| BOOK
![]() ギャラリーТОМでの展覧会「ぼくたちの動物記」と「手で見る美術の本」。 明日(28日)が最終日です。 ![]() とくに、「手で見る本」には、多くの方々が関心を寄せられました。 たとえば上と右の写真は、大英博物館の視覚障害者のための本『もうひとつの視線からのパルテノンの壁』。 ![]() これには、カルチャーショック!私たちは、いかに形を把握して観ていないことか。。。 ![]() こちらは、フランスの国立科学産業博物館の手で見る『フランカン』。 ![]() はじめに、彼の髪の毛の特徴や驚きの表情などを紹介して、物語とあわせてそれらを登場させ、人物の心情までも読み取れるように工夫されています。 これらの本の開発者のひとり、ホエール・コーヴェストさんは、ご自身も全盲で、ラヴィレットの国立科学産業博物館のアクセス部門の主任です。 ▲
by gem-art
| 2006-08-26 15:26
| BOOK
![]() 日本ではあまり知られていない、ブルーノ・ムナーリのワークショップと遊具を中心に、グラフィックワーク、プロダクト・デザイン、絵本、オブジェなどを紹介した本ができました。 BRUNO MUNARI Giocare con l'Art ブルーノ・ムナーリのアートとあそぼう 編著 岩崎清(ギャラリーТОМ副館長、日本ムナーリ協会代表) 発行 日本ブルーノ・ムナーリ協会 2006年 協力 こどもの城 造形スタジオ 判型 20㎝×20㎝ 総頁 フルカラー60ページ 定価 2100円(税込み) この本は、現在「ブルーノ・ムナーリ展」を開催している米沢市立上杉博物館と、ギャラリーТОМ以外では、入手できません。 お問い合わせは、ギャラリーТОМまで。 ▲
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| 2006-07-30 13:30
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![]() 昨年末に、ギャラリーТОМで開催された『柚木沙弥郎2005』にあわせて出版された2冊の本。 一冊は、柚木さんのご自宅に、いつのいまにか住みついてしまった遠い国からの人形たちや民芸品を収めた『cafe samirou』。 もう一冊は、ТОМの館長だった、村山亜土の遺稿に、柚木さんが、味わい深い布を使用したコラージュ作品で、イメージを表現した『夜の絵』。 この「夜の絵」は、亜土さんの書棚を整理していたら、ハラリと落ちてきた古いノートに、書き込んであったもので、いつまでも描くことができない“夜の絵”を夢想する画家の、ちょっと悲しくて、美しい物語。 ギャラリーТОМとジェム・アートのほか、柚木さんのお孫さんが運営しているSAMIRO-NETでも販売しています。 ▲
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| 2006-02-24 12:17
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![]() デスクダイアリーは、さまざまなものが出回っていますが、なかでも“美術作品”といってもいいのが、毎年制作される竹尾の「デスクダイアリー」。 2006年は、服部一成さんのデザインで、A to Z の書体が、さまざまなロゴ、見出しなどから採集して抜き出され、一ページに一文字ずつ、手書きでレタリングされています。 そのなかで、“m”の文字には、村山知義が1923年に表紙デザインした前衛美術雑誌『MAVO』から取り上げられています。 表紙は、“ヴァンヌーボー スノーホワイト”、本文は、“ルミネッセンス マキシマムホワイト”という白い紙の素材が使用されていて、ほんとに「美しい!」。 ちなみに、ギャラリーТОМのロゴは、村山知義のサインを使って、河野鷹思さんがデザインしたものです。 ▲
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| 2006-01-28 14:11
| BOOK
![]() ベネディクト・タッシェンが、1980年にドイツのケルンでオープンしたコミックショップからはじまった、出版社TASCHEN(タッシェン)。 安価で、優れた美術書を全世界に多数送り出し、いまでは「タッシェン帝国」とまでいわれているほど。 その、タッシェンから、こんな本が出版されていました。 中国の文化大革命の時代に描かれた、中国のプロパガンダポスター集。 赤やピンクなどを基調にした極彩色のポスターには、毛沢東や美しい笑顔をたたえた少年少女たち、ジェット機、ロケットなどが登場しています。彼らが描こうとしたのは、現実の生活ではなく、「こうあるべき」未来の姿でした。 でも、これらポスターには、不思議な魅力があります。 中国プロパガンダポスターの熱烈なコレクターが、世界中にいるというのもうなずける。 ギャラリーТОМでは、本年5月13日から、「あの過ぎ去った紅海洋の時代」と題して、これらポスターの展覧会を計画中です。 このタッシェンの本も、販売する予定です。 また、タッシェンのホームページによると、表参道ヒルズで、2月から3月末までの間、タッシェン・ストアー東京が、オープンするようです。 ▲
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| 2006-01-25 14:46
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![]() 先日、ユトレヒトの江口さんが、来られました。 森美術館で2月3日から開催される『東京-ベルリン/ベルリン-東京』展にあわせ、トレンド誌「東京カレンダー」が、この展覧会のキーパーソンの一人・村山知義の特集記事を企画。どういう風の吹きまわしか、ユトレヒトの江口さんと、ジェム・アートのオーナー・村山治江さん(村山知義の子息の妻、ギャラリーТОМの館長)との対談を組まれたのです。 「ユトレヒトって、なんなんですか?」と、村山さんが聞くので、 「若者を中心に支持されている、本屋さんです。」とワタシ。 「本屋さんなんて、そこら中にあるじゃない」 「いや、ビビット感じるアンテナを持っていて、とってもいい本を選んで紹介していて、たとえば、こんな本です。」 ワタシは、数年前に、ユトレヒトで買った、ズビネック・セカールが、60年代に装丁した本を持ってきました。(↑写真) このズビネック・セカールという人は、村山さんが、ドイツで知り合って、日本に初めて紹介したチェコの彫刻家。江口さんは、この彫刻家のことは、まったく知らないで、装丁が気に入って仕入れてこられたとのこと。 対談は、2時間くらいおこなわれて、内容に関しては、『東京カレンダー』をごらんいただくことにして、村山さんは、江口さんに、こんなことを言い出した。 「そのユトレヒトの企画で、ジェム・アートで、本の展覧会をやりませんか?」 突然のことで、江口さんも、びっくりされたことでしょう。 でも、ユトレヒトとジェム・アートの共同企画の本の展覧会が、実現されそうです。 題して、『アーティストの本棚』(仮題)。 本年6月ごろにイベント開催にむけて、企画進行中です。 ▲
by gem-art
| 2006-01-22 15:06
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